![かな(見習い)](https://yomutoku.website/wp-content/uploads/2023/10/DreamShaper_v6_a_cute_small_character_In_a_Mystical_Worldlooki_0_result.webp)
roopっていう拡張機能が便利そうだったから入れてみたけど、
メニューがでないから使えない、なんでだろ、、
![ナカ(マスター)](https://yomutoku.website/wp-content/uploads/2023/10/Default_a_cute_small_fortune_teller_character_with_tarot_cards_0_df921815-2b54-4eb6-9e8d-75185c9bda2a_1-1.webp)
roopの導入エラーの要因は2つある、
だからその2つの要因を潰せば導入できるぞ☆
![かな(見習い)](https://yomutoku.website/wp-content/uploads/2023/10/DreamShaper_v6_a_cute_small_character_In_a_Mystical_Worldlooki_0_result.webp)
なるほどメニューがでてこないのはエラーが発生してるから
なんですね、
マスターその2つのやり方とやらを教えてください!
roopのサービスは終了したからエラーが出る
roopは8月くらいにサービスを終了しており、
そこからアップデートなどが行われていない
状況となっています。
なのでその状況のファイルをダウンロードして
使おうとしてもエラーが発生するようになっています。
エラーが出ているかどうかはどうやってわかるの?
roopを導入したにも関わらず使用できない時点で
エラーが出ていると判断することもできますが、
・roopのメニューが出てこない
・グーグルコラボの箇所に「module error」のような文言が出ている
このような側面からもエラーが出ていると判断できます。
このエラーの要因は2つに分けることができ、
その対処方法もそれぞれあるので順番にご紹介します。
エラー要因1:roopモデルが入っていない
roopの拡張機能導入時にroopモデルも自動的に
入るはずなのですが、
これが入っておらずroopモデルフォルダが空になっている
ことによってエラーが発生している場合があります。
その場合はこちらのサイトから「inswapper_128.onnx」という
ファイルをダウロードしてフォルダに入れてみてください。
![](https://yomutoku.website/wp-content/uploads/2024/01/image-201-1024x54.png)
https://github.com/facefusion/facefusion-assets/releases
パッと見「inswapper_128.onnx」がないように見えますが、
「show all 35 assets」を押すと見えてないファイルが表示される
ようになるのでそこにファイルがあります。
![](https://yomutoku.website/wp-content/uploads/2024/01/image-202.png)
ダウンロードした後の流れ
ファイルをダウンロードしたらstable diffusionのmodelフォルダを
開くと「roop」というフォルダがあると思うのでこの中に入れます。
![](https://yomutoku.website/wp-content/uploads/2024/01/image-203.png)
roopフォルダの中身がこのような状態になれば完了になります。
![](https://yomutoku.website/wp-content/uploads/2024/01/image-204.png)
このやり方でroopが使えるようになった場合は
ここで終わりになるので、2つ目の対策をする
必要はありません。
上記をやってもroopが使えるようにならない場合は
これから説明する2つ目の対策を行ってみてください。
エラー要因2: バージョンが合っていない
roopに必要なモジュールが入っていないか、
そのモジュールのバージョンがあっていない場合に
エラーが発生します。
モジュールを理解しようとすると逆にややこしくなる
と思うので説明割愛します。
モジュールがわからなくても以下の手順に沿って
進めれば解消させることができます。
1.何のモジュールが入っていないのかを特定
![](https://yomutoku.website/wp-content/uploads/2024/01/image-205.png)
グーグルコラボなどのメッセージ箇所に「module error」が出ていると思うので
そこの右側のカンマで囲まれている名前が不足しているモジュール名でそれを
入れるようにする流れになります。
roopエラーの場合、
・insightface
・ifnude
・onnxruntime
この3つのどれかが不足していることがほとんどなので
どれが不足しているかよくわからない場合は3つ順番に
入れていくのも良いかと思います。
2.不足しているモジュールをPCに入れる
まずstable diffusionのフォルダの
venvフォルダを開きます。
![](https://yomutoku.website/wp-content/uploads/2024/01/image-206.png)
その中に「Scripts」フォルダがあるのでこちらを
開きます。
![](https://yomutoku.website/wp-content/uploads/2024/01/image-207.png)
「Scripts」フォルダ内でアドレス箇所を「cmd」と
入れてコマンドプロンプトを開いてください。
この開き方じゃなくても「Scripts」フォルダに対して
指示が出せる状態でコマンドプロンプトを立ち上げる
やり方でしたらなんでも大丈夫です。
![](https://yomutoku.website/wp-content/uploads/2024/01/image-208-1024x185.png)
![](https://yomutoku.website/wp-content/uploads/2024/01/image-209-1024x235.png)
コマンドプロンプトを立ち上げたら、不足しているモジュールを入れます。
「pip install 不足しているモジュール名」でエンターを押します。
例えばinsightfaceが不足している場合は「pip install insightface」と入れて
エンターを押します。
![](https://yomutoku.website/wp-content/uploads/2024/01/image-210-1024x111.png)
モジュールが入ったあとに上記の文言が出ない場合は、モジュールが問題なく
入っているので、終わりになります。
上記の文言が出た場合はバージョンを合わせる必要があるので、
緑色の「python.exe -m pip install –upgrade pip」部分をコピペして
エンターを押してください。
終わったら再度「pip install 不足しているモジュール名」でエンターを押します。
![](https://yomutoku.website/wp-content/uploads/2024/01/image-211-1024x201.png)
こういう感じになったら問題なくモジュールが入っています、
コマンドプロンプトを閉じてstable diffusionを起動させて
みてください。
恐らくroopのメニューが出てきて使えるようになっていると
思います。
![](https://yomutoku.website/wp-content/uploads/2024/01/image-212.png)
まとめ:登れば見える景色がある
stable diffusionの顔を入れ替える拡張機能「roop」の
導入エラー解消方法について解説しました。
導入だけで今回のような対策をしないといけないのは
とても手間ではありますが、
それに見合うだけの価値のある拡張機能なので
ぜひエラーを解消させて活用できるようにしてみてください。