![ナカ(マスター)](https://yomutoku.website/wp-content/uploads/2023/10/Default_a_cute_small_fortune_teller_character_with_tarot_cards_0_df921815-2b54-4eb6-9e8d-75185c9bda2a_1-1.webp)
これまでプロンプトがなぜか効かないことに
目をつぶってきたが終止符を打とうと思う☆
![かな(見習い)](https://yomutoku.website/wp-content/uploads/2023/10/DreamShaper_v6_a_cute_small_character_In_a_Mystical_Worldlooki_0_result.webp)
まあプロンプト効かないのは仕方ないか、
ってのがある種常識ですからね!
そこに終止符なんて打てるんですか!?
![ナカ(マスター)](https://yomutoku.website/wp-content/uploads/2023/10/Default_a_cute_small_fortune_teller_character_with_tarot_cards_0_df921815-2b54-4eb6-9e8d-75185c9bda2a_1-1.webp)
打てなかったらまた考える、
とにかくなんでプロンプトが効かないやつが
あるかは、これで説明できるぞ☆
プロンプトは効くのと効かないのが何故か存在する
Stable DiffuionでAI画像生成をしていると
プロンプトの指示通りに全然反映されない
ケースに多数遭遇します。
1.プロンプトが英語
2.AIが言葉をどう理解しているかが謎
このような複雑な要素によって、
「まあ仕方ないか」
ってなっている状況でした。
できることとすれば、英語の表現の方法を
変えてみたり、
うまく反映されているプロンプトがないか
探しにいくくらいの対策しかありませんでした。
まあそんなもんじゃないの、でどうすればいいの?
今回は「2」の部分のAIが
言語をどう理解しているかの部分
に切り込んで、
プロンプトを反映させる方法になります。
英語で考える必要性が薄まり、
「AIはこういうのをこの単語で認識している」
みたいな理解ができるので、
今よりやりやすくなるかと思います。
プロンプトが反映されない場合の対策
Danbooruというサイトがあるんですけど、
このサイトの「Tags」タブに入っている単語をStable Diffusionの
学習に使っているみたいです。
https://danbooru.donmai.us/tags
なのでサイトの「Tags」タブで検索をかけて、
検索に引っかかる=Stable Diffusionも認識する可能性が高い
検索に引っかからない=認識しない可能性が高い
このようにいえます。
![](https://yomutoku.website/wp-content/uploads/2024/01/image-179-1024x450.png)
例えば「look」で検索してみると候補にこのように出てきます。
右側の数字は学習された画像数で多いほどプロンプトが
反映される確率が高いです。
余談ですが、
Mはミリオンで100万倍すると変換できるので、
一番上の2.7Mは270万になります。
Kは1000倍すると変換できるので2番目の243Kは
24万3千になります。
多い順に並んでいるので、上記の変換は覚えなくても
問題ないです。
![](https://yomutoku.website/wp-content/uploads/2024/01/image-180-1024x506.png)
活用例
例えば「city」で検索してみると候補にこのように
出ます。
「city」は一番上に来ているのでStable Diffusionに
認識されているのがわかります。
5番目より下の「tokyo city」,「liver city」などは
数がガクッと下がっているのでプロンプトが効かない
可能性があります。
なのでこのようなプロンプトを使おうとしている
もしくは使っていて反映されない場合は、
別の表現で認識されているのがないか検索してみたり、
image2やコントロールネットなどのプロンプト以外の
方法で反映させるようにもっていったりする流れになります。
まとめ:深く知れば分かり合える
Stable Diffusionでプロンプトが反映されない現象の
原因と対策について紹介しました。
Stable Diffusionは預かり知れないものではなく、
一定の原理に忠実に動いているだけなので、
そこを理解してあげてよりよい関係を築いていきましょう。