これまで使っていたエプソンのEW-M873T機種が壊れて
同じ6色プリンターのEP-886ARに買い換えました。
6万円くらいしたEW-M873Tと比べて3万円近く安いのにも
関わらず表記されている性能は似ていたので、
「いい買い物したなー」
と思っていたのですがけっこう落とし穴が多かったので共有します。
見落としていたポイント
一番落とし穴だったが「印刷コスト」です。
「やたらインクの減りが早いなー」
と感じたので原因を調べてみると、
前に使っていたEW-M873Tの印刷コスト:約8円
今回買ったEP-886ARの印刷コスト:約24円
・・・っえ? 一枚印刷するのに3倍も高い、、
印刷コストに差が出る原因
調べてみるとカートリッジ型の入れ替え型のインクはインクコストが高くなる
傾向にあり、
タンク補充型のインクはインクコストが安くなる傾向にあるとのことでした。
エプソンの場合は「エコタンク」と書いてあるのがタンク補充型で
それ以外は基本的にカートリッジ型みたいです。
高いの買えばエコタンクついているのか?
ややこしいのが、高いプリンターにエコタンクがついているわけではなく
10万を超えるプリンターでもカートリッジ型のプリンターだったりします。
また2万円以下のプリンターでもエコタンク搭載のプリンターもあります。
なのでエコタンクと記載のあるプリンターを狙って買うことで初めて
カートリッジ型のプリンターを避けることができます。
もう一つの落とし穴
詳しい原因はわからないのですが今回買ったEP-886ARは前に使っていた
EW-M873Tと比べて、
圧倒的に目詰まり(インク系のトラブル)が多いです。
とくにインク交換のタイミングと、多く印刷した際に、
インクがでなかったり、横スジが入って印刷されたり
しがちです。
前に使っていたEW-M873Tのときには目詰まりは一度もなかった
ので面を食らいました。
2つの落とし穴によるダブルパンチ
極め付けは、インクの目詰まりが起こるとヘッドクリーニング
を行なって直す必要があるんですけど、
ヘッドクリーニングを行うとインクをけっこう消費
します。
そもそも印刷コストが高いのに加えて定期的に起こる
目詰まりイベントによるヘッドクリーニングでの
インク消費でさらに印刷コストがあがる羽目に、、
恐らくヘッドクリーニングでのインク消費を加味すると
EW-M873Tの印刷コストと比べて4倍〜5倍くらい高く
なるんじゃないかと思います。
打つ手はないのか?
本当に心が折れそうでしたがなんとか前を
向いて打開策を考え続けたところ、
・ヘッドクリーニングを行わずに目詰まりを直す
・互換インクを使う
・目詰まりの状態で印刷されるロスを防ぐために印刷を複数回に分ける
この3つでなんとか印刷コストの高騰を抑える
ことができました。
目詰まりの直し方と互換インクについてはまた別の記事で
それぞれ書きます。
まとめ:うますぎる話には要注意
今回プリンターを前のと比べて3万安く買えた代わりに
とても痛い目をみました。
印刷結果やスピードは申し分なかったので、
多くの印刷をする用途で買う際には要注意の
内容ですね。
同様の落とし穴にはまる人が少しでもいなくなれば
幸いです。