【バージョン1.7へ】Stable Diffusion バージョンアップのやり方 導入後のエラーついても解説

AI画像生成
かな(見習い)
かな(見習い)

Stable Diffusionのバージョンアップってしたほうが
いいのかな~、
なんかエラーがでるとか聞くから怖いんだよね、、

ナカ(マスター)
ナカ(マスター)

前のバージョンアップでは不具合が多いケースもあったが、
現在の1.7へのバージョンアップは不具合ほぼ出ないから
やっておいた方がいい☆

やり方も簡単だからサクッと解説する☆

かな(見習い)
かな(見習い)

それなら安心ですね!

バージョンアップするメリットとかあれば
併せて教えてください!

バージョンアップはした方がいい?



Stable Diffusionのバージョンアップをすると
エラーが頻発するようになり、

それにうまく対処できる人だけがやった方がいいと
いう時期もありました。

知らずにバージョンアップしてAI画像が作れなくなり
ダウングレードをするという選択を取らざるを得ない
ケースも少なからずあり、

Stable Diffusionのバージョンアップに関しては
やる前の情報収集がけっこう大事です。

ひとまず現在のバージョンを確認



2023年12月より前に始めた場合でバージョンアップを
していない場合は恐らくバージョン「1.5」か「1.6」
になっていると思います。

2023年8月ごろにバージョン1.6がリリースされたと思うので
これより前に始めた場合は「1.5」のはずです。

「1.7」へバージョンアップはおすすめ

最近「1.6」から「1.7」へバージョンしたんですけど、
とても簡単で不具合もほとんどでませんでした。

またバージョンアップ後にコントロールネットの

「IP-adopter」や顔入れ替えの「reactor」の機能が
かなり向上したのでバージョンアップはおすすめです。

グーグルコラボの場合は自動バージョンアップ



バージョンアップを自分でやる必要があるのは
ローカル環境の場合で、

グーグルコラボで使っている場合は
自動でバージョンアップされるので
今回の話に該当しないです。

自動バージョンアップされると同じ
起動方法だとエラーが発生する場合が
あり、

もしエラーが発生した場合はグーグルコラボや
グーグルドライブのフォルダを改善
させる必要があります。

「1.7」へバージョンアップする方法

Stable Diffusionを「1.7」へバージョンアップする方法を説明します。

まずStable Diffusionのフォルダ内でコマンドプロンプト
を開きます。

コマンドプロンプトの開き方はいくつかありますが、
フォルダ内の何もない空白箇所で右クリックして
「ターミナルで開く」を押すのが一番簡単です。


ターミナルを開いたら「git pull」と入力して
エンターを押してください。

色々な文字が出てきてStable Diffusionが最新版の
「1.7」へバージョンアップされます。


終わったらコマンドプロンプトは閉じて大丈夫です。

バージョンアップされているか確認方法

バージョンアップされているかよくわからない
場合は起動時の最初の方に「version」
と書かれている場所を見て

「v1.7.0」と書かれていたらバージョン1.7
のことなので問題なくバージョンアップされています。



起動後の画面でも確認できます

また起動後の画面の一番下の箇所に
バージョン情報が載っているので、

ここに「v1.7.0」と書かれていたら
バージョンアップはうまくいっています。

attributeエラーがでた場合

バージョンアップ後に画像生成をすると
「attributeerror」が出てきました。



属性や参照に関するエラーという意味みたいですが
よくわからないですよね。

生成するたびに出てくるので何か対処する必要が
ありそうな感じでしたが、

ひとまず無視して画像生成をしたところいつの間にか
でなくなりました。

「attributeerror」が出てきた原因はバージョンアップ
で、恐らく初期動作のタイミングで出るような類の
エラーなのかなと思いました。

接触エラーのようなタイプみたいなので、
解消されない場合は再起動や時間を置いたり
することで治るかと思います。

まとめ:メリットが多いならやるべき

Stable Diffusionのバージョンアップの方法と、
バージョンアップ後に起こるエラーについて解説しました。

バージョンアップをしなくても問題なくAI画像は作れるので
めんどうではありますが、

新しい拡張機能やコントロールネットAI動画生成などに
対応できるので得られるものは大きいので、
ぜひ「1.7」にバージョンアップさせてみてください。