【Loraの次はこれを作ろう】Stable Diffusion オリジナルモデルを作る方法 AI画像生成

ナカ(マスター)
ナカ(マスター)

今回はオリジナルモデルの作り方を教える☆

かな(見習い)
かな(見習い)

この前オリジナルLoraの作り方習ったから
しばらく休みたいです!

ナカ(マスター)
ナカ(マスター)

オリジナルLoraだけで攻めるのもいいが、

オリジナルモデルの作成も把握しておくことで、
Loraの方の理解が深まったり、良いとこ取りの戦略も取れる、

あと日中にしっかり頭を使ったほうがぐっすり眠れるぞ☆

そういうわけで解説を始める☆

オリジナルモデルは作れます

Civitaiやhagging faceなどでモデルを無償配布してくれている
方がいるお陰で、

それらをダウンロードするだけでクオリティの高いAI画像
を初手から生成できます。

とても便利な反面、画像生成結果に不満があっても
根本的な改善のしようがないのと、

みんなが同じモデルを使うので似たり寄ったりの
画像が出来上がってしまうというデメリットも
あります。

オリジナルLoraとの違いは?

差別化したり、不満の改善方法としてオリジナルLoraを作る
という選択肢もあります。

こちらは前回こちらにまとめています。

オリジナルLora作成の概要:
https://yomutoku.website/2024/01/03/stable-diffusion-lora/

オリジナルLora作成の5ステップ:
https://yomutoku.website/2024/01/04/stable-lora-5step/

オリジナルLoraとオリジナルモデルの違い

オリジナルLoraは1つの特徴だけが生成される
ものになります。

一方、オリジナルモデルの場合は、
「日本人」とか「30代」とか「〇〇に出てくるアニメキャラ」

みたいな一定の範囲に対して生成されるものになります。

これは配布されているLoraやモデルの生成でも同様なので
イメージしやすいかと思います。

オリジナルモデル作るのは難しい?

完全に1から作ろうとしたり、人気モデルのようなものを作ろうと
すると恐らく難しいですが、

今回マージと呼ばれる、既にあるモデルを混ぜて、
自分好みのモデルを作る方法になるので、

難しくないです。

オリジナルLoraとどっちが難しい?

オリジナルLoraの方は、

・KyoyaGUIという別のソフトをダウンロード

・画像を集めてきてキャプション(PCに向けた注意書き)をつける

この2つが面倒でしたが、

オリジナルモデルの場合はStable Diffusion内に拡張機能を入れて
その中で既存のモデルを混ぜ合わせていく形なので、

比較的オリジナルモデルの方が簡単かと思います。

オリジナルモデル作成の注意点

Civitaiなどにある既存のモデルを混ぜてオリジナルのものを作る
ので、

既存のモデル作成者が混ぜるのをOKしている
か確認する必要があります。

確認のやり方

Civitaiの検索設定を「Checkpoint」「Trained」
に絞るようにして検索します。

「Checkpoint」はモデルのことで、
「Trained」は混ざっていない大元のモデルを意味しています。


モデルダウンロードページで、ダウンロードボタンのちょっと下に
Licenseと書かれているところに、

「No 〇〇」と書かれていたら「〇〇は禁止」という意味なので
使用不可の可能性が高いです。

例えば「No commerce」 と書かれていたら「商用利用禁止」
といういみになります。

下記の「CreativeML Open RAIL-M」というのは全ての
モデルについていて中身は「自由に使っていい」という
内容になります。

なのでLicense箇所が「CreativeML Open RAIL-M」だけ=使える

という認識でいいかと思います。


混ぜるのに使っていいかどうかを一覧で絞る方法

License箇所はダウンロードページを開かないと見れない
ので1つ1つチェックしていくのは多少面倒です。

なので一覧に並んでいる段階で使えるかどうか
ある程度絞れる方法を説明します。

一覧に並んでいる画像に「epiCRealism」と書かれている
場合、License箇所を開いても使える場合が多いです。


一覧に並んでいる画像に「Deliberate」の文字が
あると使うことができない場合が多いです。

「Deliberate」と書かれたモデルのダウンロードページを
開くとこのような「No 〇〇」と書かれた表記が多くみられます。


注意点は以上になります、

次回具体的にどうやってオリジナルモデルを作成するかについて
説明します。

まとめ:与えられた環境から飛び出す

Stable Diffusioのオリジナルモデル作成について
説明しました。

オリジナルモデルを作るのは手間がかかりますが、

手間がかかった分、オリジナルLora同様に他の人と一味
違ったものを作り出すことができるので、

2024年ぜひチャレンジしてみてください。

具体的な作り方は近日中に投稿します。