![かな(見習い)](https://yomutoku.website/wp-content/uploads/2023/10/DreamShaper_v6_a_cute_small_character_In_a_Mystical_Worldlooki_0_result.webp)
ネガティブプロンプトに入れても消えない特徴があるなー、
オレンジを使わないハロウィンとか海のないビーチとかどうやって作ればいいんだろ、、
![ナカ(マスター)](https://yomutoku.website/wp-content/uploads/2023/10/Default_a_cute_small_fortune_teller_character_with_tarot_cards_0_df921815-2b54-4eb6-9e8d-75185c9bda2a_1-1.webp)
Stable Diffusionに強く学習されている内容はネガティブプロンプトに入れても
消えず、
概念ごと消し去る必要がある、そのやり方を説明する☆
![かな(見習い)](https://yomutoku.website/wp-content/uploads/2023/10/DreamShaper_v6_a_cute_small_character_In_a_Mystical_Worldlooki_0_result.webp)
なるほど!先入観を消し去るような指示が必要なんですね!
やり方を教えてください!
「当たり前」は消しずらい
Stable Diffusion側で「〇〇はこういうものだよね」
と強く認識されているプロンプトは、
ネガティブプロンプトに入れても中々消えません。
例えば
・ブロンドヘアーの人は、目が青く欧米圏の顔立ちだよね
・クリスマスは赤が多く使われるよね
・ナースやCAは女の人だよね
・グラマーに当てはまる年齢は30代以上だよね
・学生は子供のような顔立ちをしているよね
・OLはスーツを着ているよね
このようなものがあります。
これは人が考える「常識」「当たり前」「先入観」
みたいなものに近いイメージと捉えるとわかりやすい
かと思います。
またStable Diffusion側が強く認識したかどうか
は人の感覚とは異なる場合もあるのが、
厄介なところで、
「この特徴は中々消えない、毎回出てくる=強く認識されている」
という判断になります。
概念ごと消す方法
一度「当たり前」として入ったものをなくすには
概念ごと消してしまうのが有効になります。
やり方はまず、「NegPiP」という拡張機能を入れます。
https://github.com/hako-mikan/sd-webui-negpip
導入方法は他の拡張機能と同様に、
上記URLをStable Diffusionの
Extensions→Install from URLタブに
入れてオレンジのInstallを推します。
![](https://yomutoku.website/wp-content/uploads/2024/01/image-40.png)
インストールが終わったらInstalledのタブのApply and quitを
押すと再起動され導入が完了します。
これで「NegPiP」を使うことができるようになります。
![](https://yomutoku.website/wp-content/uploads/2023/09/372976e1b93f3a9f36d4be24bb11d38b.jpg)
「NegPiP」の使い方
「NegPiP」はマイナスの数字をポジティブプロンプトに入れる
ことで起動します。
書き方は強調表現の(プロンプト:数字)
の書き方の数字部分がマイナスになった
バージョンになります。
![](https://yomutoku.website/wp-content/uploads/2024/01/FireShot-Capture-020-Stable-Diffusion-127.0.0.1.png)
上記の場合、ハロウィンの画像にオレンジとかぼちゃの
概念を消すような指示になります。
男性を作りたい場合は(girl:-1.5)、魔女の特徴を無くしたい
場合は(witch:-1.5)みたいな形になります。
あとは作りたいプロンプトを入れていくだけですね。
数字部分は-1.5にしていますがここは推奨値は特になく、
生成された画像を見ながら前後させてみてください。
まとめ:先入観もけっこう大事
Stable Diffusionで特徴が消えない場合に、
概念ごと消してしまう方法について説明
しました。
先入観がないと特徴がないものが生成
されることになってしまうのを考えると、
Stable Diffusionに先入観があることで生成しやすく
なるケースも多々あるように思います。
生成の妨げになる場合に限り、今回の方法を
使って先入観を取り去ってあげてみてください。