【これで混ざらない】Stable Diffusion プロンプトが他のプロンプトに影響してしまう現象を防ぐ方法 AI画像生成

かな(見習い)
かな(見習い)

プロンプトに青い目と入れてたら、色んなところが青く

なってしまう、、 私の腕前が青いからだろうか、、

ナカ(マスター)
ナカ(マスター)

腕前は色には影響しない、青い目だけ独立して扱ってもらって
他に影響しない方法を教える☆

かな(見習い)
かな(見習い)

そんな技があるんですね!
これで影響与えがちなプロンプト使えるようになれば捗ります!

普通にプロンプトを入れると混ざります

プロンプトはカンマで区切っても一つのかたまりとして捉えられて
しまうので、

けっこうプロンプト同士で影響し合います。

この仕様が良い結果を生むこともあるのですが、
意図しない画像が生成されてしまうことも
多々あります。

よくある現象やそれの対策はこちらの3番目にまとめています。

【厳選5選】Stable Diffusion うまく生成できないときに試すこと AI画像生成
Stable DiffusionでAI画像をうまく作れない時に見直すべきポイントを5つ紹介しています。モデルの変更やLoraを入れたりせずにプロンプトを見直すだけで改善されるポイントを解説しています。

今回は上記の影響与えるプロンプトを把握して、
使わないようにしていくのではなく、

影響を与えるプロンプトを影響を与えないようにして
使えるようにする方法になります。

こうすれば混ざりません

影響を与えがちなプロンプトの前に「BREAK」
と入れてください。

そうすると「BREAK」以降のプロンプトは
別として認識されます。

「BREAK」より前のプロンプトも別として
認識されるので、

「BREAK」より前に影響を与えがちな
プロンプトを入れるという使い方も
可能です。

「BREAK」は多用してもいいの?

「BREAK」は複数回使用しても
大丈夫です、BREAKの前後でそれぞれ独立して
認識してくれます。

今のところ4回までしか使ったことがないのですが
恐らくそれ以上の使用も可能ですが、
生成結果がおかしくなった際は使用回数を減らしてみてください。

書き分けも自由自在

BREAKを使うことで2人以上の人物生成の際に
それぞれの特徴を設定したり、

犬などの動物と人が一緒にいるところを生成する際に
それぞれの特徴を設定したりすることもできます。

プロンプト例:
部屋にいる赤髪と黒髪の女性たち
「1 girl red hair BREAK 1girl black hair Break in room」

ビーチにいる青目の女性と黒目の犬
「1 girl blue eyes BREAK a dog black eyes BREAK on beach

上記の場合、部屋やビーチなどの背景プロンプトも独立している
状態なので他に影響を与えずに細かく設定することもできます。

まとめ:知識と行動で殻を破る

Stable Diffusionでプロンプト同士が混ざらないように
するための「BREAK」を使った書き方を説明しました。

「BREAK」は作用を知らないと他の方のプロンプトを
見るだけではわからないので、知識をつけるのは重要ですね。

あとは実際に使ってこれまでと一味違ったAI画像を
生成してみてください。