【厳選5選】Stable Diffusion うまく生成できないときに試すこと AI画像生成


かな(見習い)
かな(見習い)

うーん、イメージ通りの画像が生成されないなー
これはモデルのせいだ!civitaiでモデル探しにいくぞー!

ナカ(マスター)
ナカ(マスター)

モデルチェンジの前に見直すべきことがある、
ここを改善しておかないとモデル変えても同じ様な結果になるぞ☆

かな(見習い)
かな(見習い)

確かにBRAやyayoiよりいいモデル探すの難しいかも、、
マスターどこを見直したらいいか教えてください!

見直しポイント1:強調をやめてみる

強調表現である、()や(()),数字をつけた(:1.5)などは
そのプロンプトを認識してもらうのに便利ですが、

その反面、他のプロンプトや画像全体に影響を与えています。

多少の強調だったら問題ないのですが、強調の数が多かったり、
(:1.3)以上を使っている場合は減らしたり、数値を下げたり、

することで良い画像が生成されやすくなります。

見直しポイント2:Loraは取り扱い注意

Loraはプロンプトだけでは作れない画像を作れる
のでとても便利ですが、

便利な反面、他のプロンプトや画像全体にかなり
の影響を与えています。

またLoraと相性の悪いモデルも多く存在するので
この辺りを考慮してLoraが邪魔をしていると
思ったら、

・Loraの数を減らす
・Loraを使わずにプロンプトで代用できないか試す
・Loraに<:0.8>のような1以下の弱い方向の強調を入れる

これらができないか見直してみてください。

見直しポイント3:色の引っ張りに気をつける

色の表現はカンマで区切っていてもなぜか全体に
影響を与えるケースが多々あります。

・black hair

など髪に対してのみの色指定だとしても
服や背景が黒っぽくなったりします。

対処方法としては以下になります。

・服や背景などの影響がでているプロンプトそれぞれに色の指定をする
・色の箇所にそこまでこだわりがなければ消す

思いもよらないものに影響を与えている

色以外にもプロンプトは影響を与えるケースがあり、

例えば

・Office ladyを使うと顔が大人っぽくなったり、背景が会社になったりする

・サンタクロースと入れるとクリスマスっぽい仕上がりになる

・暗い、明るいなどのプロンプトは背景・服の色・表情に影響を与える

・スポーツ名を入れると全体的にそのスポーツに服や背景が引っ張られる

・膝から上を表す「cowboyshot」と入れるとカウボーイハットを被る画像が生成
される場合がある

このようなものがあります。 

上記以外にも様々なケースがあるので一度プロンプトが影響して
引っ張ってないか見直してみてください。

見直しポイント4: 短くしてみる

長いプロンプトはあまり良い結果を生まないことが多いので、
短くまとめれないか検討してみてください。

ポジティブプロンプトもネガティブプロンプトも二行くらい
である程度作れるので、

これを基準に長すぎる場合は短くまとめてみてください。

また文章を入れると長くなりがちなので、
できる限り単語だけを入れるようにしてみてください。

見直しポイント5:仲間は集める

構図、人物特徴、背景などはバラバラに書かずにできる
限り近寄るように書いてください。

前の方のプロンプトの方が優先されやすいので、
どうしても優先して欲しいプロンプトを書いて
その後に補足を書く、

という書き方になりがちですが、

それぞれのかたまりの中で優先させたいのを
前に書く様にするのがおすすめです。

まとめ:万能を邪魔するものを突き止める

Stable Diffusionでイメージ通りの画像が生成
されないときに、見直すポイントについて説明しました。

Stable Diffusionは思ったより万能で想像以上に何でも作れるので、

うまく作れない時はStable Diffusionを疑わずに
プロンプトなどを疑って改善されてみてください。