​​Google検索の生成AI「SGE」が進化し、AI画像生成と文書下書き機能を提供!

こんにちは、今回はGoogleが、検索の生成AI機能「Search Generative Experience」(SGE)に、画像生成と文書下書きの2つの新機能を追加したニュースを紹介します。

そもそもSGEって何?

​SGEとは、Googleが2023年5月に米国で提供を開始し、その後日本でも8月から利用可能になった、次世代の検索AIです。このAIはユーザーが特定のトピックについて情報を整理し、関連する質問や回答を提供するなど、検索結果を向上させることを目的としています。

新機能1:画像生成機能

この新機能の1つが、​AI画像生成機能です。ユーザーは短い文章で指定した内容に基づいてAIに画像を生成させることができます。


例えば、「シェフの帽子をかぶって朝食を作っているカピバラの絵を描く」という指示を与えると、SGEは最大4つの画像を生成して表示します。そして、気に入った画像はGoogleドライブに保存できます。

この画像生成機能は、GoogleのImagenと呼ばれる画像生成AIモデルを活用しています。Imagenは1,000万枚以上の画像から学習した知識を元に、さまざまなオブジェクトやシーンを描き出すことができます。

生成された画像には完全に正確でない場合があるため、AIが生成したことを示すラベルと透かしを付けることで、その点に注意が払われています。

新機能2:文書下書き機能

もう1つの新機能は、​文書下書き機能です。ユーザーは短い文章で指示を出し、AIが文書の最初の下書きを作成します。

例えば、「友人へのお礼メール」という指示を出すと、SGEはお礼メールの下書きを提供してくれます。この下書きは、ユーザーが編集や調整を行えるので、自分好みにカスタマイズできます。

気に入った下書きは、GoogleドキュメントやGmailにエクスポートすることも可能です。

この機能は、GoogleのLaconicと呼ばれる文書生成AIモデルを使用しています。Laconicは数億語以上のテキストから学習した知識をもとに、様々なジャンルや目的の文書を作成できます。ただし、生成された文書には完全に正確でない場合があるため、AIが生成したことを示すラベルが付けられています。

まとめ:鵜呑みは禁物です

Google検索の生成AI機能「SGE」は、画像生成と文書下書きの新機能を追加したことでさらに便利になりました。ただし、生成された画像や文書は完全に正確でない可能性があるため、都度チェックを行いながら使ってみてください。