【多すぎない?】プロンプト下の設定についてわかりやすく解説 stable diffusion AI画像生成

AI画像生成

stable diffusionのプロンプト下の設定箇所は何をどう設定すれば
いいのか戸惑うと思います。

全部英語で書いてますし、項目もピンとこないものが多く
あります。

今回はこちらを設定できるようにわかりやすく解説します。

サンプリングメソッドの箇所の設定

サンプリングメソッド箇所の下矢印を押すとサンプラーと
呼ばれるものの一覧が表示されます。

どのサンプラーを選ぶかで出来栄えが結構変わるので
割と重要度の高い箇所になります。

・サンプラーって何?

サンプラーがよくわからないと思うので「作り手」と捉えると
わかりやすいかと思います。

「LMS」を選ぶと「LMS」が作ってくれる、「LMS」の
画風が反映されて生成される

「DPM ++ 2M karras」を選ぶと「DPM ++ 2M karras」が作って
くれて「「DPM ++ 2M karras」」の画風になって生成される、

みたいなイメージですね。

初めに選ぶサンプラー

初めのうちは初期設定の「Euler a」で問題ないです。

「Euler a」にしておけばある程度良い画像が生成されるので
良し悪しがわからないうちはとりあえず初期設定のままが
楽だと思います。

・おすすめのサンプラー
サンプラーの一覧の中で「DPM」から始まる
ものが多くあるんですけど、

「DPM」の後に続く「+」の数や数字の数が
多いほど性能がいいです。

あと「karras」がついているもののほうが
ついていないものより性能がいいです。

「a」もついてないよりついている方が
性能がいい傾向にあります。

現在のおすすめは「DPM ++ 2S a karras」
です。

ただサンプラーは日々増えているのと
作る画像によって合うサンプラーが
変わることも多いので、

参考程度にして「Euler a」に慣れたあとは
色々使って合うものを探してみてください。

サンプリングステップ

サンプラー横のサンプリングステップは、
「どのくらい丁寧に画像生成するか」の数字で

大いほど丁寧にゆっくり、小さいほど雑に早く
画像生成を行います。

大きくすれば良い画像が生成されるというわけ
ではないので初期値の20のままでも大丈夫です。

25や30にすると少し生成が遅くなりますが、
良い画像が出る確率が少し上がります。

これ以上数字を増やしても目に見えた
変化が見られないので、

複雑なものを扱う際以外は30以上は
不要かと思います。

15にすると少し生成が早くなって
出来栄えもそこまで悪くならないので、

15で多く生成して試して25で本番の生成
みたいな進め方も良いかと思います。

15以下にすると原型を留めていない
画像が出てくる確率が上がるので
避けた方がいいです。

width height

widthは横幅、heightは高さですね。

初期値の512×512だと正方形の画像が
生成されます。

人物画像の場合縦長の方が適しているので
512×768で設定するのがおすすめです。

横長にしたい場合は逆にして768×512
ですね。

画質を上げたい場合や大きくしたい場合は、
両方の数字に同じ数をかけると比率は同じで
大きさが違うものを作れます。

2倍にしたい場合はそれぞれに2をかけて
1024×1536

みたいな感じですね。

数字を大きくすると生成が遅くなるので
できれば生成してPCに保存したものを
一括でサイズ変換するのがおすすめです。

CFG スケール

プロンプトにどのくらい忠実に従うかの
値になります。

初期値の7で充分ですが、プロンプトが反映されない場合は
数字を増やしたり、

プロンプトが強くて画像がよくない場合は数字を減らすと
元々のモデルの良さが出やすくなります。

推奨値は3〜13とされていますが毎回設定するのは
大変なので、

基本は初期値の7、変更する場合は6か8くらいに
しておくのがおすすめです。

その他の箇所

seed
その画像がもっている番号になります。

新しいものを作る場合は「-1」で生成し、
生成後にその画像に番号が割り振られる
流れになります。

なのでここはそのままで大丈夫です。

Script
ここを使うと応用できることがいくつか
あるのですが、

上級編になるので「None」のままで
大丈夫です。

Batch count
入れた数字の分だけ1度の画像生成
で作ってくれます。

最初は1のままで大丈夫です、
3枚ずつ作りたい場合は3にした後に

画像生成ボタンを押すと3枚生成されます。

Batch size
数字を増やすとその数の分だけ
並行して画像を生成します。

PCのスペックを要するので
初めは1で生成して、

慣れてきたら数を増やしてみてください。

まとめ

stable diffusionプロンプト下の設定について
解説しました。

初めはほとんど初期値のままで大丈夫ですので
生成に慣れながら徐々に設定にこだわってみてください。