Stable DiffusionなどでAI画像生成を始めると何をかいたらいいか
戸惑うかと思います。
今回は「とりあえずこう書いたらある程度のものがでる」といった
ような書けるようになる方法をご紹介します。
まずは上側のPositive promptに集中
![](https://yomutoku.website/wp-content/uploads/2023/09/image-20-1024x454.png)
プロンプトの記入欄は上側のPositive prompt(ポジティブプロンプト)と
下側のNegative prompt(ネガティブプロンプト)がありますが、
はじめはNegative promptは無視でPositive promptを記入して生成ボタン
を押すのがおすすめです。
Positive promptの意味は「ここに書いた内容を生成してください」で、
Negative promptの意味は「ここに書いた内容は生成しないでください」
です。
なのでPositive promptだけでもある程度のものを作ることが可能です。
Positive promptでの生成に慣れてきて「どう書いても変なのが出てくるな」
と思ったらそれをNegative promptに書くような流れがそれぞれの役割を
覚えやすいと思います。
【ルールは4つ】プロンプト記入欄の仕組み
記入欄にはいくつかルールがあるのでこちらを
把握して書くとより良い画像が生成されやすくなります。
【ルール1】単語ごとに「,」で区切る
→街にいる女性を生成したい場合は「woman in town」ではなく
「woman,town」というようにカンマ区切りで特徴を記入します。
ヨガスタジオ、ワンピースのように2語で1つの意味を成すものは
区切らなくて大丈夫です。
【ルール2】先に書いたものが大きく反映される
→先に書いたものが後に書いたものより重要と
認識されて優先的に反映されます。
思った通りに反映されない場合は、単語の順番を
変えてみてください。
【ルール3】「()」をつけると大きく反映される
→先に書いても反映されない場合は単語に「()」を
つけると反映されやすくなります。
それでも反映されなければ二重括弧「(( ))」や三重括弧「((( )))」
を使うこともできます。
一応四重括弧なども使えますが、これ以上括弧を増やすと
プロンプトのバランスがおかしくなるので、
三重括弧で反映されない場合は単語や他のプロンプト箇所を
改善させるようにしてみてください。
【ルール4】画質、構図、人物、場所ごとにプロンプトをまとめる
→プロンプトの中でまとまりを作った方が良い画像が
反映されやすくなります。
まとまりはこれといった決まりはないですが、
おすすめは作りたい画像を画質、構図、人物、場所ごとに
書くという記入方法です。
画質:4K,8k,masterpiece(良質な),high quality(ハイクオリティ)など
構図:front shot(前から撮る),perfect light(綺麗な光)など
人物:woman,smile,standing(立っている),26yo(26歳)など
場所:town,beach,poolsideなど
この順番で書いても問題なく生成されることが多いですが、
うまく生成されない場合は人物のまとまりを最初に持ってくる
など順番を変えてみてください。
とりあえずこれを記入しましょう
ここまででPositive promptの入れ方なんとなくわかったけど
結局何入れたらいいかわからない場合はこちらをコピペして
入れてみてください。
「masterpiece,perfect light,girl,smile,upperbody,town」
「街にいる笑っている女性を上半身で生成してください」
という意味になります。
これを起点に色々変えてみるといいです、男性にしたかったら
「girl」部分を「boy」にしたり、全身にしたかったら
「upperbody」,部分を「fullbody」にするなどですね。
まとめ
Stable Diffusionなどの画像生成AIで初めにどのようなプロンプトを
入れて生成ボタンを押せばいいかの部分について説明しました。
ある程度のものを生成できるようになると、あとはそれを
修正させていくだけなので、どんどん楽しくなってきます。
ひとまず今回の内容をもとに基礎となる
画像を生成してみてください。